☆ ☆ ☆ 下見渡米 ☆ ☆ ☆


Immigrant Visa が有効なのは6ヶ月。従って、2006年3月上旬までに渡米しなければ、それまでの苦労は水の泡。しかし、息子は「卒業式を終えた後でなければ移住はしない!」と言い張ったために、下見を兼ねグリンカード取得のため2006年2月中旬より下見渡米することにした。 今回、もし息子が卒業式を終えた後でないと移住はしないと言い張らなければ2005年11月に移住をする予定であった。しかし、実際に2005年11月の移住が可能であったかどうかは疑問である。

現在、世界各国の情報はインターネットや本などで入手できる。特にハワイ、ニューヨーク、ロサンジェルスなど大都市の情報は豊富で、日本人も多いので下見の必要はないかもしれない。しかし、オレゴン州となると話は少し違う。旅行に行ったこともないし、知り合いも居ないので、イメージさえつかめない状態であった。そんな我が家が、下見渡米をして正解だったと感じたことを挙げてみた。

<グリーンカード取得>

もちろん最大の目的であるグリーンカードホルダーになることができたこと。グリーンカード取得のためのみであれば、USAのどこに入国しても問題はない。オレゴン州は成田から直行便で8時間30分であり近いこと、料金も30日FIXで¥26,000と、どこへ行くよりも格安であったことを考え合わせると下見を兼ねてグリーンカードの取得をすることが最善の策であったと考えられる。

<銀行アカウント開設>

下見渡米でアメリカの銀行のアカウントを開設できたこと。アメリカで収入源がないため、日本からある程度のお金を持ち込まなければならない。やはり、安全で手数料の安い送金という方法を選びたいと考えていた。しかし、アメリカの銀行にアカウントがなければそれも不可能。送金先であるアメリカの銀行の指定を日本の銀行で行わなければならないからである。この手続きをしたことにより、アメリカにいてもインターネットで、日本からアメリカへの送金ができるようになった。

<アパート契約>

アパートの契約ができたこと。アパートの契約はインターネットでも可能だと思う。実際、妻はプチ海外留学をする時にインターネットでアパートの契約をしていた。しかし、やはり長期に渡って住むことを考えると物件、環境、学区などを見ておかなければ不安だ。また、周りから「引っ越し先の住所を教えて」と、言われ続けていた。きっと両親も引っ越し先が決まっていなければ大事な孫を連れて行くことを許可してくれなかっただろう。学校にしても書類作成時にアメリカの住所、学校名、学校住所などが必要だと言われていた。実際は「まだ分りません。」で通用すると思うが、試してはいない。そして、アメリカへの引っ越しが最大のネックだった。アメリカの住所がなければ契約をしてくれなかった。どうせ、ポート止めなのだから必要ないように思うが・・・。というように、アパートを契約したことで上記のことが解決ができた。

<荷物持ち込み>

荷物を限度一杯(一人当たりスーツケース2個、23Kg/1個以内)まで持ち込めたこと。セルフストレージは、そこら中に存在するので荷物を預けるのも簡単かつ格安。自費での引っ越しのため予算的に3立方メートル(実際は2.3立方程度)の荷物しか運べないため、この下見渡米で結構な量の荷物を運べたことはとても有効だった。


最後に、オレゴン州へ下見渡米したことで、オレゴン州を移住の地に決意したことが間違いではないと実感することができたことは、本当によかったと感じた。

オレゴンの自然、親切な人々、最高です!


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